人間関係が上手くいかなくて悩んでいる人へ。どうしたら人とうまく付き合えるのか。(後編)
前回のあらすじ
さて後編です。
前回はVIP対応で人間関係を改善していくという記事を書いた。
なぜVIP対応なのか。返報性の原理を使うことと、人間にとって大事なスキルだから。詳しくはこちら。
どうやってVIP対応すればいいのか
それは傾聴と観察だ。
上の記事は傾聴について書いた記事です。
傾聴と観察を駆使して相手の心情を推し量ろう。
そのために必要なのが、洞察力と共感力だ。
洞察力とは相手の心情を読み取る力。
共感力とは相手の心情を自分のもののように感じる力。
一般的に、洞察力は男性優位、共感力は女性優位だそうだ。
余談だが、
サイコパスとは共感力が著しく欠けている人間のことだ。
サイコパスは相手の心情を察することはできる。しかし、それが自分の感情とはリンクしないようだ。恐ろしい。
VIP対応で何をするのか
相手の心情を読み取って、それに伴った行動をする。
相手が求めてるものを無私の心で与えてやる。
相手の自己重要感を高めてやればいい。
自己重要感とは、自分は相手にとって重要な人物だと感じる感覚のことだ。
この時、Aが本当にBを重要人物とみなしているかは関係ない。
相手にそう思わせればよいのだ。
自己重要感は、人間の欲求の中で三大欲求の次に強い欲求だとされている。
そりゃそうだろう。
誰だって、自分を軽蔑されたくはない。
こんなに強い欲求を満たしてくれる人を手放すはずがない。
まとめ
人間関係を改善するためにVIP対応をしよう。
それをすることで自分も大切に扱われることになる。
さらに、誰に対しても支持されやすくなるだろう。
そのためには傾聴と観察をすることだ。
共感力と洞察力を鍛え、相手が求めているものを与えよう。
全ては、相手の自己重要感を満足させるためだ。
こいつは強力な欲求で、ここを握ってしまえばよい関係が築けるようになるだろう。
有難うございました。