教員から見た学校と子供の話をしよう

学校に勤める中で経験した事。それについての考察を発信しています。同業者はもちろん、子供が何を考えているのか分からない保護者や、友達について理解したい子供に役に立つ情報を届けます。(元タイトル:空の深さを知る)twitter : https://twitter.com/j78wtQKi66jYUIR

人間関係が上手くいかなくて悩んでいる人へ。どうしたら人とうまく付き合えるのか。(後編)

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前回のあらすじ 

さて後編です。

前回はVIP対応で人間関係を改善していくという記事を書いた。

なぜVIP対応なのか。返報性の原理を使うことと、人間にとって大事なスキルだから。詳しくはこちら。

senryharami.hatenablog.com

 

 

 

 

どうやってVIP対応すればいいのか

それは傾聴と観察だ。

senryharami.hatenablog.com

上の記事は傾聴について書いた記事です。

 

傾聴と観察を駆使して相手の心情を推し量ろう。

そのために必要なのが、洞察力と共感力だ。

洞察力とは相手の心情を読み取る力。

共感力とは相手の心情を自分のもののように感じる力。

一般的に、洞察力は男性優位、共感力は女性優位だそうだ。

余談だが、

サイコパスとは共感力が著しく欠けている人間のことだ。

サイコパスは相手の心情を察することはできる。しかし、それが自分の感情とはリンクしないようだ。恐ろしい。

 

 

 

 

VIP対応で何をするのか

相手の心情を読み取って、それに伴った行動をする。

相手が求めてるものを無私の心で与えてやる。

 

相手の自己重要感を高めてやればいい。

自己重要感とは、自分は相手にとって重要な人物だと感じる感覚のことだ。

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Bが自己重要感を感じている

この時、Aが本当にBを重要人物とみなしているかは関係ない。

相手にそう思わせればよいのだ。

自己重要感は、人間の欲求の中で三大欲求の次に強い欲求だとされている。

そりゃそうだろう。

誰だって、自分を軽蔑されたくはない。

こんなに強い欲求を満たしてくれる人を手放すはずがない。

 

 

 

 

 

 

まとめ

人間関係を改善するためにVIP対応をしよう。

それをすることで自分も大切に扱われることになる。

さらに、誰に対しても支持されやすくなるだろう。

そのためには傾聴と観察をすることだ。

共感力と洞察力を鍛え、相手が求めているものを与えよう。

全ては、相手の自己重要感を満足させるためだ。

こいつは強力な欲求で、ここを握ってしまえばよい関係が築けるようになるだろう。

 

有難うございました。