教員から見た学校と子供の話をしよう

学校に勤める中で経験した事。それについての考察を発信しています。同業者はもちろん、子供が何を考えているのか分からない保護者や、友達について理解したい子供に役に立つ情報を届けます。(元タイトル:空の深さを知る)twitter : https://twitter.com/j78wtQKi66jYUIR

幸せになりたい。幸せを切り拓く3つの要素について。

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そうも。空蛙です。

 

 

 

 

 

 

 

 

最強の理論を考えた

「強く生きるためには何が必要か」

僕が大学生の時よくそれを考えていました。

しきりに悩んだ結果、知恵と勇気があれば豊かな人生を送れるはずだという結論を出したことを覚えています。

これは確かに間違っていないと思います。

何か人生で重要な問題が起こった時に、知恵があればその解決策を考える事が出来ますし、勇気があれば思いついた解決策を実行することができます。

なので、僕は知恵と勇気が必要だと自分に言い聞かせて学生時代を過ごしていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何かが欠けていた

竜馬がゆくを読んでいると、一つの文がフと目に留まりました。

 

「人間に本来、上下はない。浮世の位階というのは泰平の世の贈り物である。天下が乱れてくれば、ぺこぺこに剥げるものだ。事を成さんとすれば、智と勇と仁を蓄えねばならぬ。」

 

「やっぱ智と勇なんだ!!あと仁かあ。」と僕は思いました。

事を成すには誰かの応援が必ず必要になってくる。

事実、竜馬がゆくの中でも特別な才能を持っているのに仲間がいないせいで自分のやりたいことが一つも出来ずに終わった武士がたくさん出てきている。

仁があれば人に応援されそうだなあなんてぼんやりと思う。

 

しかし、仁とはどういう意味なのだろうか。

ぼんやりとした意味は分かるがはっきりとした意味はよく分からない。

僕は調べてみた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仁とは

携帯を開き仁と入力する。

いくつかのサイトを回って仁という言葉の意味を調べるとこうだ。

仁・・・身分的格差や上下関係を前提とした愛情。

    また、他人と親しみ思いやりをもって共生すること

 

つまり身分的格差のあるような相手にも礼節をもって親しむ心。のようだ。ちなみに仁は儒教における最重要の教えである。

 

自分は思いやりをもって人と接しているだろうか。

と考えてしまう。

智と勇ばかりを求めていた自分は人を思いやるところが欠けているように思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全てを掻き集めろ

僕は僕と関わった全ての人に智・勇・仁を持った人になってほしい。

友人や生徒、家族、読者の皆様にその心を持たせることに自分の人生を捧げたい。

そうすればその人が自分の力で人生を豊かにしていけると信じているからだ。

 三拍子揃えることはとても難しいだろう。

まずは自分から。

自分に智慧はあるか。

自分に勇気はあるか。

自分に仁徳はあるか。

自問自答してみる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おわり。