教員から見た学校と子供の話をしよう

学校に勤める中で経験した事。それについての考察を発信しています。同業者はもちろん、子供が何を考えているのか分からない保護者や、友達について理解したい子供に役に立つ情報を届けます。(元タイトル:空の深さを知る)twitter : https://twitter.com/j78wtQKi66jYUIR

仕事の目標

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どうも。空蛙です。

 

目標不達成の日もあって良い

さて、今朝僕はtwitterでこんなことを呟きました。

生徒の立場に立ってみたら寂しいではないか。

だから目の前の生徒を大切にしよう。

そう思って1日を過ごしてみた。

 

・・・。

 

全然生徒に話しかけられねえ。

今日はあまり僕に用事のある生徒はいませんでしたね。

そういう日もあります。

 

・・・。

 

悲しい。

今日は不発に終わりました。

ですが、目の前の生徒を大事にすることは大切だと思います。

なので、これからも継続していこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

習慣の差

新しく始めた事は3週間続けると習慣になる。

習慣化して継続することは大きな力になる。

この前はそんな記事を書きました。

senryharami.hatenablog.com

僕はこの前から新しいクラスで授業をしています。

数学の授業なので、クラスが分かれます。

僕は新しく基礎クラスの担当になりました。

基礎クラスと言えば、授業が苦手な生徒ばかり。

そこは自他ともに認める、授業態度が悪いクラスでした。

4月からずっとそうなので、悪い習慣が身についてしまっています。

そんなクラスで僕は授業をしていくことになりました。

 

 

 

僕が授業をする。

普段ならうるさくなるはずの教室が静かだ。

最近の僕は授業中の私語を許さないスタイルです。

「俺の話を集中して聞け」というオーラ全開です。

ともかく評判の生徒たちが落ち着いて授業を受けている。

 

 

 

その日は、授業終了のチャイムが鳴っても少し授業が長引いてしましました。

しかも運の悪いことに、移動した生徒がチャイムと同時に戻ってきてしまいました。

そして、教室の後ろのドアを開けて中の様子を伺っています。

「ああこれ、ざわざわするパターンだよ。」

と僕が絶望したのもつかの間、

「うぜえからやめろよ。」

と冷静に怒る生徒たち。

僕は、「怒らないでくれー。でも、そんなに授業に集中してくれて嬉しいなあ。ありがとう。」と思いました。

同時に、ふと冷静に「習慣の力は怖いぞ?」と思いました。

かたや、授業を喋りながら楽しく過ごし、授業内容はほとんど頭に残っていない。

かたや、授業を真面目に頑張り、邪魔されたら起こるくらい集中している。

それぞれが習慣となった時、半年後、1年後には途方もない差となって現れる。

 

習慣にさえなってしまえば、継続することは苦ではなくなります。

辛いのは最初の3週間だけである。

その3週間頑張れるかどうかで、その後とても大きな差になる。

僕の早起きも3週間死ぬ気で頑張ろうと改めて思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リーダーの振る舞いとして

そしてもう一つ。

集団に参加しようという意志と、集団に良い影響を与えようという熱意が集団を良くするという話もしました。

senryharami.hatenablog.com

僕は基礎クラスという集団のリーダーとして、生徒が生徒に怒っているときどんな態度をとるのが正解だったのか。

その日の僕は、教室の外にいる生徒に注意した。

「ごめんね。授業まだ終わってないからもう少し待っててね。」

これはリーダーとしてどうだろう。

 

間違っているのではないだろうか。

本当は目の前の怒っている生徒たちに、

「ごめんね。外にいるやつらはチャイムが鳴ったから戻ってきただけだから。悪いのは授業伸ばしてる俺だから。許してやってくれ。」

と言うべきだったと思います。

仲間を叩くような集団はダメです。

メンバー同士でいがみあうことは、集団に悪い影響を与えます。

ここはリーダーが身を呈して鎮めるのが正解だったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仕事の目標を初めて文字にして認識してみる

今日は話がぶれました。

目の前の生徒を大事にしていく事。

継続の差は大きい。最初の3週間を死ぬ気で頑張り、良い行動を習慣化する事。

リーダーの振る舞いとして、メンバーの役に立つ事。

ということでした。

 

目の前の生徒を大事にしていく。それを無意識でできるレベルまで習慣化する。そして、よりよい集団を作っていく。

これが僕の仕事に対する目標です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おわり。