本を読めば何かが変わる・・・ それ間違ってないですか。影響を受ける法則を紐解く。
どうも。空蛙です。
本を読めば何かが変わる…本当に?
昨日は本を読み浮かんだ気持ちを記事にしました。
今日は別の視点から本を読むことについて考えていきたいと思います。
本には自分のためになることがたくさん書いてあります。
なるほどなァと納得することもたくさんあります。
ですが、本を読んだ時点では得た知識は自分の価値観にあまり影響を与えることはないのです。
そうなんです。思い返していてください。何か人の考えに触れたときにいくら納得をしたとしても自分になんらかの影響がありましたか?
ただ納得しておわってませんか?
どんなに本を読んでホウホウと納得したところで行動に変化は起きませんし、考え方も本を読んだ前と後では変わりません。
自分に影響を及ぼすことがないのに本を読む意味はあるのでしょうか。
見出した一つの法則
人が人の考え方に影響を受けるためには一つの法則があります。
それは、以前にその考え方に触れた経験が一度以上あることです。
「どこかで見たり聞いたりしたことがあるぞ」と感じたとき、人はその考え方に影響を受けます。
どんな良い言葉でも一度聴いただけでは、感心する程度でほとんど記憶に残りません。
それではもったいないと思いませんか??
ですから本を読み、いろいろな人の考えに触れておく必要があるのです。
すると後で同じような考えに触れたとき、本で読んだことやその時に感心した気持ちについて思い出すことができるのです。結果それが良い影響を自分に与えることになります。
備えあれば患いなしということですね。
人に影響を与える方法
このことから次のことが考えられます。
特に部下を持っている人や子供を育てている人、学校の先生には一度考えてみてほしいです。
自分一人の言葉で人に影響を与えることは無理です。
どんなに相手が感心したとしても影響は与えられません。
ですが絶望しないでください。
「何を言っても無駄」というわけではありません。
あなたの考え方に触れる一度目の機会をつくれるからです。
相手に楔を打っておくのです。
いつかその相手があなたの考えと同じ内容を本で読んだり、他の人に言われたりする時が来ます。そのとき、その相手はあなたの表情とそれを言われたときの気持ちを思い出しますよ。そうして初めて人はあなたの考えに影響を受けるのです。
もしくは同じことを手を変え品を変え何度も言うことも効果的です。
同じことを言われているなと相手が気付いたとき、2回考えに触れたことと同じ効果を発揮することになります。
諦めないでください。
子供や部下が自分の思うように変わってくれないとしても。
あなたが一人目であるだけです。
二人目が現れたときに必ずあなたのことを思い出しますから。
僕にとっての2回目
僕も思い出したんです。
以前読んだ、もうタイトルも思い出せない本に2回聞くことの大切さが書いてあったことを。
だから今回で2回聞くことについて考えるのは2回目。
僕も影響を受けたみたいです。
ブログの記事にしてしまうんですから。
おわり。