教員から見た学校と子供の話をしよう

学校に勤める中で経験した事。それについての考察を発信しています。同業者はもちろん、子供が何を考えているのか分からない保護者や、友達について理解したい子供に役に立つ情報を届けます。(元タイトル:空の深さを知る)twitter : https://twitter.com/j78wtQKi66jYUIR

学校ではお金の話はタブーです。

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どうも。空蛙です。

今日はお金について考えてみました。

 

 

 

学校ではお金というものについて生徒に話すことはありません。

個人的に給料いくらもらっているのか聞きにくる生徒がいるくらいです。

僕はよく考えず給料の額面を教えちゃっています。

だいたいの生徒が口をそろえて、

「安っっっっ!!!!」

って言ってバカにしてきます。今に見てろお前ら・・・。

 

 

 

生きていくうえで必ず必要となるお金ですが、お金については学校で教えません。

公教育の目標は生きる力の育成なのに、なぜ教えないのでしょうか。

将来使うか分からない数学などの授業は週に何度もやるのに、一生使うお金についての授業は全くやらないのはどうしてでしょうか。

 

 

 

 

そもそも学校で教える内容は、カリキュラムに沿っています。

カリキュラムは文部科学省の定める学習指導要領に基づいて各学校で作られています。

つまり、学校で教える内容はおおもとを辿れば国が作っているということになります。

国が

「子供にはこれとこれを教えてくださいねー。」

と言ったもののみが、学校でホイホイっと教えることができるのです。

 

では元の話に戻りますが、なぜ学校でお金について学ばせないかというと、国が子供にお金について学ばせる必要はないと考えているからなのです。

 

 

 

国が?子供に?お金について学ばせたくない??どういうこと??

となる気持ちはわかります。信じたくないですよね。でもこれは真実だと僕は思います。

 

 

どうして国は子供にお金について学ばせたくないのでしょうか。

それには国が育てたい子供像が大きく関わっています。

そもそも国は、学校という機関を使って上の立場の人の命令にさらわない従順な子供を作ろうとしています。

なぜかというと、従順な子供は良い働き手だからです。

ここでいう良い働き手とは、都合のよい働き手のことです。

上に命令されれば自分の都合は我慢して従順に働いてくれる人材なんて、もし自分が人を雇う立場だったらこれほどほしいものはありません。

 

都合の良い働き手が多ければ多いほど国は豊かになるので、

「お金についての知識があるこざかしい人間をわざわざ学校という機関で育てたくない」というのが国の本音といったところでしょうか。

 

 

 

 

現場にはこういったことをそもそも知らない教員がたくさんいます。

僕は教員になることが決まってからこのことを知りました。

知ったうえで教員になりました。

もちろん僕が見ている生徒を、国にとって都合がいいだけの生徒に育て上げるつもりはさらさらありません。

教員として出来損ないと思われたとしても、上からの命令にただ従うだけでなく、自分が正しいと思ったことに一生懸命取り組むことができる生徒を育てたいです。

そのためにも、まずは自分がお金についてよく勉強していく必要があるなと思いました。

僕自身も学生時代にお金についてなんて教わりませんでしたから。

 

 

 

そして今の中学生や高校生に伝えたいことがあります。

お金、欲しいですよね。

お金がないとやりたいことはできません。自由がありません。

お金について勉強するのは早いうちにやっておいた方がいいです。

君たちにはお金がない代わりに時間があります。

お父さんお母さんを見てみてください。

お金はあっても仕事や家事に追われて全く時間がないですよね。

保護者の方は、君のために自分の時間を使ってくださっています。

そうして親に甘えられる時間はもうあまり長くありません。

親から貰っている貴重な時間を、お金の勉強に費やしましょう。

今なら学校の先生が教えてくれない事でもネットや本で簡単に手に入る時代ですから。

もちろんやりたいことがまだ見つからない生徒は学校の勉強をしてくださいね。

 

 

 

おわり。