教員から見た学校と子供の話をしよう

学校に勤める中で経験した事。それについての考察を発信しています。同業者はもちろん、子供が何を考えているのか分からない保護者や、友達について理解したい子供に役に立つ情報を届けます。(元タイトル:空の深さを知る)twitter : https://twitter.com/j78wtQKi66jYUIR

『雨の日は学校に行かない』相沢沙呼 を読んで、子供の世界について考えた。

ブログランキング・にほんブログ村へ

 

どうも。空蛙です。

体調を悪くして療養中なので、休日ですがブログアップしようかなと思いました。

最近本を読むことが多いので、いろいろ考えさせられます。

最近はどんなジャンルの本も読みますが、自己啓発と学校を舞台とした小説はよく手に取っていしまいます。

僕のおすすめの本の読み方は、公園のブランコに座って本を読むことです。

まわりの目が気にならない人、外でのんびりするのが好きな人にはおすすめです。

最近は涼しい風も吹いてきて絶好の読書日和です。

 

 

 

 

今読んでいる本が、相沢沙呼先生の「雨の降る日は学校に行かない」です。

これは学校のおすすめ図書の一冊でタイトルに一目惚れして、すぐに買いに行きました。

タイトルの通り学校が舞台の短編小説集で、主人公は全部女の子。友人関係や恋愛、スクールカーストに悩む女の子の心理描写が見事に描かれています。

 

 

 

とても考えさせられる内容の本でした。

この小説でえがかれる場面の一つ一つがとてもリアルでかつ懐かしく感じました。

なぜならこの少女たちに起きることは特別なことではなく、私たちも過去に経験したであろうことが描かれています。

大人になった今では決して気にも留めないような、思春期の彼女たちだからこそドキドキしたり、もやもやしてしまうような小さなドラマがいくつもあり、彼女たちは真剣にその問題に向き合っています。

 

 

 

 

現実の学校でも

小さな、とても小さな出来事が少年少女の心を大きく動かします。

 

僕たち大人は小さな出来事を気に留めませんし、いちいち小さなことに構わない方が賢明だと思います。

大人は忙しいですから。

 

でも、僕たち学校の先生や子供を持つ保護者はそれではいけないと思います。

子供と同じ目線に立ち、子供にとっての大きな出来事を、子供と同じくらい真剣に向き合ってあげなければいけないと思います。

 

 

 

 

たくさんの子供が集まっているのがクラスです。

クラスの中ではクラスの子たちの分だけドラマがあります。

主人公はもちろんその子自身。

泣き笑いの激しいドラマだったり、何も変化のない日常を描いたドラマかもしれませんし、もしかしたらドラマと呼べるようなものですらないかもしれません。

誰に見せるわけでもないですから。

僕はそのドラマの中の役者の一人になれるように、少しでも子供を救ってあげられるように、子供一人一人のドラマに真剣に向き合っていきます。

 

そのためにも出来事の大小にこだわるのではなく、子供の気持ちの変化の大きさに目を向けていかなければならないなあと思いました。

結局、出来事の大きさを決めるのは主人公の子供一人一人の心情なんですから。

すべての主人公がハッピーエンドを迎えますように。

 

 

 

おわり